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男性がピラティスをやるべき理由

ピラティスはカラダに色々な効果をもたらします。前回は、ピラティスについてご説明しましたが、今回は男性にぜひピラティスを知ってもらいたい、やってもらいたい!ということでこのブログを書きました。

女性のイメージが多いピラティスですが、男性だからこそ行った方がいい理由もあると思います。

私が考える男性がピラティスをやるべき理由は、

1.男性は成長期以降筋肉量が女性に比べて多く、筋肉や関節の動きが硬くなりやすいため
2.呼吸を意識して精神コントロールをする
3.しなやかかつ強いカラダを作る

1.男性は成長期以降筋肉量が女性に比べて多く、硬くなりやすい


男女ともにですが、成長期に身長がすごく伸びてカラダが硬くなったという経験をした方も多いと思います。
それもそのはず、1年で10cm程度伸びたりするのですから、骨の長さが伸び、そしてそれに伴って筋肉も伸びなくてはなりません。

よく聞かれるのが、子供の頃は開脚とか床でゴロゴロ転がって遊ぶことができた。でも、大人になると硬くなって開脚だけでなく、前屈もままならない。
昔はもっと動けたのに、と思うことも大人になると多いと思います。
そのギャップがある状態で運動を再開すると…怪我につながりやすくなってしまいます。

筋肉はゴムのような性質なので柔らかく伸びが良いことも大事ですが、それと同時に収縮する力も大事になってきます。筋肉の端は骨にくっついていることがほとんどです。
筋肉を動かすためには、骨の位置がいい位置であることが大事になってきます。

ピラティスでは、骨の位置や関節運動を理解して、どこの筋肉を使っているのか感じながら一つ一つのムーブメントを行います。

筋肉を使う(収縮させる)ことも重要になっていますが、それと同時に伸びている筋肉があるということも感じながら行っていきます。

伸ばす、使う、緩める、筋肉がもつ全ての性質を使いながら行うため、筋肉をより柔らかく、そして関節を正しく動かすことができるようになってくるので、トレーニングの効率も良くなってきます。

2.呼吸を意識して精神コントロールをする


日常生活で、呼吸を意識して過ごしています、という人は少ないかもしれません。ビジネスシーンでは、緊張する場面、精神的に負荷がかかる場面があり、その時に呼吸は…と考えると一時的に止まったり浅くなっている方がほとんどだと思います。

呼吸は生まれてから亡くなるまで絶えず続けることです。
それを疎かにしていては、カラダにとってもよくないですが、精神的にも悪い影響が出やすいです。ストレス社会と言われている現代では、深呼吸をするだけでもストレスの軽減ができるとも言われています。

緊張している時には呼吸が浅くなりやすく、そのままの状態が続くと自律神経である交感神経が優位になってしまい自律神経の働きのバランスが崩れることもあります。緊張している時には深呼吸とよくいうと思いますが、それば自律神経の働きを整えて、精神のコントロールをしやすい状態にすることにつながっています。

ピラティスでは、ムーブメントに合わせた呼吸があります。
いつ吸っていつ吐くのか、動きに合わせた呼吸法を行いながらムーブメントを行います。
呼吸をするには背骨や肋骨などが動かなくてはいけません。ピラティスは背骨や骨盤の動きに特に重点を置いて指導されます。その時に大事なのが呼吸です。背骨をしっかり動かして呼吸がしやすい状態にしてくれるのがピラティスだと、私は思います。

呼吸を忘れてしまう日常生活に、ピラティスを取り入れてみると精神的にも安定が取り戻せるかもしれません。

3.しなやかかつ強いカラダを作る


1.でお伝えしたように、柔らかい筋肉、正しい関節運動はとても大事になってきますが、男性だからこそ大きな力を求められる場面が多いと思います。その時に怪我が起こることもあると思います。しかし、カラダを効率的に使うことができると小さい力で大きな仕事ができることも事実です。

それはカラダの使い方次第です。

体を効率的に使うためには、自分のカラダを知っている必要があり、そして十分な可動域、筋肉の柔軟性なども求められると思います。

ピラティスでは、1.でお伝えしたようにカラダの動き方を意識しながら動いていくことに重点を当てています。
カラダの使い方を知っていれば怪我なく、柔軟性がある状態でしなやかで強い力を発揮できるのです。

他にも男性にピラティスをお勧めする理由はありますが、まずは体験してみるのも良いと思います。

男性もぜひ、一緒にピラティスしませんか?お一人でなくても、お友達を誘ってでもO Kです。気軽にご連絡ください!