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マシンピラティス体験記

前回マシンピラティスを受けてきたという話を書きましたが、具体的にどんな変化があったかやどんなフィーリングだったのかを書いてみました。

マシンピラティスが気になっている方、そもそもピラティスが気になっている方にぜひ読んでほしい内容です。

まず、マシンピラティスとは?

写真は昨年マシンピラティスをしていただいた時のものです。

ベッドを改造した機械から始まったものです。専用のマシンを使用してそれぞれのピラティスのムーブメントを行います。選択的に、部分的に負荷をかけたり、ベッドの乗っている面が動いたりするのでカラダでコントロールしながらムーブメントを行います。

マットピラティスとマシンピラティス、何が違う?

マットピラティスはマットの上でピラティスのムーブメントを行います。

自分の力でカラダを起こす、動かす、コントロールするという点では難しいですが、フォームを修正する、綺麗にするという意味では一人で行っていると気づきにくいという点もあります。

しかし、マット一枚で手軽にできますが、ピラティスの中では一番難しいと言われいているそうです。

マシンピラティスは先ほどの通り、機械の上でカラダの動きをコントロールしながら行うため、フォームを修正しやすい、足りない力をアシストしながらおこなうことができる、選択的に力を入れたいところに力を入れるように動かせるという利点があります。しかしマシンは場所を取り、高価なこともあるので、一家に一台というわけにはいかないのです。

普段マットピラティスしかやっていない私が、マシンピラティスを受けてみて感じたこと。

まず、自分の問題点でもある、リブフレア

リブフレアとは肋骨の下部が上に広がってしまうような動きをすることを言います。これの何が問題なのかというと、腹斜筋群というお腹の筋肉が効きにくいこと、普段から腰が反ってしまいやすいことなどがあります。

マシンを行って色々なムーブメントをしましたが、リブフレアを何回注意してもらったかわからないほど。。。

インストラクターなのに!と思いますが、負荷がキツかったり、ベッドの可動する面をコントロールしながら行うときついきつい。リブフレアもしてしまう。

普段のムーブメントでリブフレアを意識して防げていないということと、普段の姿勢もリブフレアしやすいということがとってもわかりました。

その次に気づいたのは呼吸の難しさ

先ほど書いたリブフレアを抑えようとすると、今度呼吸が止まる。

リブフレアをしないようにすると腹筋群がかなり使われるのですが、吸おうとするときに肋骨は広がります。しかし下部の肋骨はリブフレアさせたくない、けど深く吸いたいと思うと呼吸がめちゃくちゃに。

ピラティスで行う呼吸は鼻から吸って口から吐きます。

そのはずなのに、吸えない、吐けない。

普段からここまで意識して呼吸していない、できていないということがすごくわかりました。

ピラティスで意識したい、呼吸時の肋骨の動き、腹部の動き、まだまだ伸びしろあるなーと!

私自身の問題点は他にもありますが、ピラティスをやっている方々もこの二つは悩むことが多いのではないでしょうか?

自分の問題点はマシンを使うとさらに浮き彫りになりますが、それを気づきやすいということは修正しやすいということ。マシンは問題点を直すきっかけを作ってくれたような感じです。

マシンがすごく優れているというわけではなく、マシンはあくまでも補助的なもの。

マシンで気づきをもらって、修正していく。

自分のカラダ一つでできるマットピラティスができることが、人間にとって必要な能力を引き出し、維持することができると私は考えます。

そして何より、マットピラティスはライフワークとして一生継続していけること。

マシンも経験し、色々な道具を使ったピラティスも体験したからこそ伝えられるピラティスがあると思います。

先々の人生のためにも、カラダを永く使えるピラティスしましょう!