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【コントーショニスト向け】コントーショニストとカラダのケア

コントーショニストの皆さん。こんにちは。

いつもコントーションスタジオ・ノガラさんに行かせていただいています、北海道のさとみんです。
コントーショニストさん達へのパーソナルセッション、ワークショップで皆さんと触れ合っているうちに、私もだんだんコントーションへの理解が深まってきました。これからたまに、ブログでコントーションとカラダのケアについてブログを書いていこうと思います。

早速ですが、皆さんカラダのケアしていますか?


頻度はどのくらいでしょうか?毎日?レッスンの時だけ?
どのくらいの時間ケアしていますか?練習後1時間?それとも腰を戻すだけ?
自分のカラダのケアのためにお金をかけていますか?

などなど、皆さんにはカラダのケアについて聞きたいことばかりです。

なぜなら、コントーションは人間の限界までカラダを使う曲芸である、と私は思っています。

一度、2021年4月にもーこ先生のレッスン受けさせていただきました。信じられないほどキツかったのを覚えています。これはコントーションとは言えないかもしれないですけど。

初めてコントーションを生で見た2020年10月。衝撃を受けたのを今でも覚えています。
皆さんは普通に腰を入れて、曲がって曲がって。どこまで足を動かすの!どこまで背骨そっちゃうの!頭とお尻がくっついちゃうよ!体重かけたら危ないよ!と思ってみていたことを思い出します。
私自身、病院で理学療法士をしていた時、そんな人を見たことがなく、柔らかいといっても新体操やフィギアスケートをしている子を見たことがあるくらいのもの。
コントーションはその次元を超えている!ということです。

カラダには関節可動域という関節の動く範囲、動かせる範囲というのが一般的に決まっています。それをオーバーして動かすことも可能ですが、関節の構造として関節の動きをある程度止めているものがあります。それは、関節包という関節の周りにある袋のようなものや靱帯と行って骨の動きを止めているものなどが関節があるところにはついていることが多く、関節の動きを止めています。筋肉の柔軟性をアップすることももちろん大事ですが、関節の動きをよくすること、限界まで動かすことは靱帯なども少し緩みがないと難しいと考えます。

皆さんは関節の緩さは多少ある方が多いですが、筋肉の柔軟性もあり、カラダを柔らかく動かすことが可能です。しかし、柔らかいだけでは、コントーションのパフォーマンスは完成しません。

コントーションの色々な技は、筋力、バランス能力なども大変大事になってきます。
ヤドカリの手前のゆらゆらの際も筋力が必要ですよね?足をあげる筋力、背筋の筋力など。体をそらせるのは柔らかさだけでなく、筋力を使っていないと大変危ないです。特に大人の方々は腰痛などを引き起こしやすくなります。

また、腰を入れてから体をすぐに元に戻す、あるいは前屈動作へいけますか?ヤドカリくらい後屈した後すぐに、手を床につけるように前屈できますか?

腰を戻す作業が必要になりますよね。

そのためには筋力も必要です。

そう、ケアの第一歩は筋力を使いながらしっかりとカラダをリセットすること。
腰を入れたら腰を戻す。そして腹筋などにしっかり力が入るか、前屈など普段できる動作ができるか、そこまでリセットしてほしいです。

コントーションをして上手になっていくためにはカラダのケアを怠らないこと。
それが沢山練習できる秘訣になってくると思います。

私が、コントーションを理解し、世の中のカラダをケアする職業の方々にコントーションへの理解を深めていきたいと思っています。まだまだコントーションを知らない人も多い日本で、少しずつ皆さんの活動のお手伝いができればと思っています。


コントーショニストの皆さん、カラダについての相談事などあればご連絡くださいね。