前回の記事では理想的な姿勢をご紹介いたしました!
普段の立ち方や座り方少しずつ意識することはできているでしょうか✨
今回は少し専門的な知識をおり交ぜながら姿勢についてもう少し踏み込んでいきます。
是非みなさんも、自宅にある鏡とにらめっこしながら自分の姿勢がどうなっているのか確認してみてください!

自分の背骨が何個あるか知っていますか?
背骨には頭を支える頚椎が7個。そこから下に降りていくと胸椎が12個、腰椎が5個、仙椎が5個、尾椎が3〜5個と全部で33〜34個の背骨から構成されています。
本来背骨は直線ではなく、生理的弯曲といって生まれながらにカーブを描いています。
前にカーブすることを前弯、後ろにカーブすることを後弯と呼びます。
頚椎は前弯、胸椎は後弯、腰椎は前弯しており、仙椎・尾椎と繋がっていきます。
その背骨の土台となるのが骨盤です。

骨盤は左右に大きく広がる寛骨と仙骨・尾骨から構成されています。
よく骨盤が歪んでいるなどと表現されることがありますよね。実際に今まで言われたことがある方はたくさんいるのではないでしょうか🤔?
骨盤は3次元的な動きをするため、左右のバランスが崩れてしまうことで背骨の弯曲が変化したり、全身的な左右差を作ってしまいます。
骨盤や背骨は正常な位置でキープすることが非常に重要になりますが、バランスを崩す1つの原因として『重心の位置』が関係しています。
ひとの重心位置
立っている時や座っている時、私たちの体には常に重力という力がかかっています。
ひとの身体重心は骨盤の中にあり、仙骨のやや前方にあります。
重心位置の高さは男性が身長の約56%、女性は身長の約55%のところに位置します。
(高さの違いは骨盤の形には男女差があるからです)
重心を通る床と垂直な線を重心線と言います。
理想とされる重心線は横から見ると、、、?
耳たぶ→肩→股関節→膝関節→外くるぶしのやや前方

後ろから見ると…?
後頭部→背骨の突起部→臀裂→左右膝の中心→左右踵の中心

となります!
ここでみなさん、自分の重心線がどこを通っているのか確認してみましょう💁♀️
また、重心位置をチェックすると同時に、足の裏のどの部分に体重が掛かっているか意識してみてください!
こんな方、多いのではないでしょうか?
□横から見た時に頭が前に突出し、肩が丸まって前に出ている
□背骨の生理的な前弯がくずれ腰椎が前弯しすぎている=反り腰
□背中が全体的に丸まっており、なおかつお腹が前に飛び出している
□体が後ろに傾き、体重が踵に乗っている
□前から見た時に肩の高さが違う
□左右均等に体重がかかっていない
などなど…
背骨や骨盤の位置、重心位置が理想の位置にない時、ひとの体はどうなると思いますか?
例えば、背中が全体的に丸まっていてお腹が前に飛び出している人。下腹部に脂肪がつき、お尻が垂れ下がっていませんか?
反り腰の人。背中がガチガチに固まっており、太ももの前側や外側が張って腰回りに脂肪がついていませんか?
左右均等に体重がかかっていない人。鏡をよく見てみると足の太さに違いはありませんか?
理想的な姿勢が崩れてしまうと当然余計に力が入ってしまったり、逆に使うべきところが使えなくなってしまったりすることで、体のいたるところに脂肪がつきやすくなってしまいます。
脂肪は体に蓄積されるとなかなか落ちない…
また、脂肪は非常に冷えやすいため脂肪が多くついている場所は冷えてむくみやすくなります😰
そこで普段立っている時や座っている時、少しだけ自分の重心位置を意識して理想的な姿勢に近付くように意識してみてください✨
足の裏にしっかり体重を乗せて胸を張りお腹を凹ませるように立ってみましょう!
普段の体の使い方など意識したことはないかもしれません。
ですが、たったこれだけの意識をすることで、今の悩みが少しずつ改善する可能性があるのです😆
もし、意識して生活してみてもどうしてもここが!!と気になる方は是非フィジオルームで相談してみてください💭
__________________
当店公式LINEアカウントのLIVE VOOMからもブログの全文が読めるようになっています!
LINE VOOMは公式LINEアカウントをお友だち登録して頂くとご覧いただけます✨
下の“登録ボタン“をクリックしてくださいね!
フィジオルーム各種メニューのご予約もLINEからしていただけたり、お得な情報も配信しております🫢