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脱水注意報!夏は特に気にしてほしい〇〇の色!

暑い日が続いています。
北海道も日中暑くなってきました。

今回は脱水のお話。
北海道は今までエアコンを使うことがなかった土地ですが最近は必要になってきました。
しかし、最近はとにかく暑い!!

最高気温が30度前後の日も多くなっていますが、みなさん毎日どのくらい水を飲んでいますか?

どのくらい水を飲んだほうがいいのか?というのは上のリンク(以前のブログ)を参照!


今回は水分を摂る量の話ではなく、毎日する〇〇の色について気にしてほしい!というお話をします。

そう、それは…

尿の色

です。

なぜ尿の色が大事なのか?

厚生労働省ホームページや警視庁のホームページでも脱水症状をチェックするための尿の色についてのこの図が紹介されています。

自分の飲んだ水分がどのくらいか?というのは覚えていない方も多いですし、食事から取れる水分も多くあります。
しかし、現在の自分のカラダに水分がどのくらい必要なのか?と問われると結構尿の色が濃い場合も多いのです。

理想としては図の一番上の色で透明であること。
水分が適切に摂取できている証拠です。
一番上の状態を目指せるようにしましょう!

もし、尿の色が濃かったり茶色に近かったらどんな危険性があるの?

尿の色が濃い、茶色に近い状態が続くとどうなるのか…

それは

・さまざまな臓器の損傷
・意識障害
・吐き気、めまい、頭痛などの自覚症状
など

さまざまな臓器の損傷の中には、急性腎不全に進む可能性もあります。
急性腎不全とは、急性腎障害と言われ、腎機能が数時間から数日のうちに急激に低下し、腎臓から老廃物を排出できない状態になり、浮腫(むくみ)や溢水、高カリウム血症などの電解質異常、高窒素血症など毒素の蓄積がみられます。 緊急対応が必要な場合があります。

熱中症の重度の場合に起こりやすく、水分摂取ができない時など起こりやすいとされています。

そのほかにも、中等症で吐き気やめまい、頭痛、倦怠感、嘔吐などの自覚症状が出現してくると、熱中症の疑いとなります。

熱中症で気をつけたいこと

熱中症とは、暑い環境で起こるさまざまな病態の総称を指します。

高温、多湿、日射や照り返しの強い環境では、体から熱を発散することが難しくなり、さらにその環境で運動すると熱産生が増え、体に多くの熱を蓄えてしまうため、体温がすごく上がってしまいます。

そうすると、大量に汗をかきますが、適切に水分や体液の成分を維持するために適切な塩分を摂取できていないと、脱水状態になってさまざまな症状が出現します。

暑いことに気付きにくい高齢者では、このような症状が気づかないうちに進んでいることもあります。

また、今までエアコンが必要なかった北海道では、「エアコンをつけるのは勿体無い」「エアコンをつけるほどでもない」と思って、暑くても使用しない例も多く見られています。

命を守るためにも、以下のことを気をつけましょう。

・尿の色の図を見て水分摂取をしっかりする。
・暑いと思ったら、エアコンを使って室内の気温を調整する。
・夏バテしないようにしっかりと食事をとる。
・体調が悪いと思ったら病院に行く。助けを求める!

基本的なことですが、忘れがちです。
今一度、気にしてみてくださいね!


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