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コロナ後の後遺症② 呼吸の見直し

前回、コロナ後はどういう症状の人が多いのかなどについてお話ししました。
前回の内容はこちらから↓


今回は呼吸についての話。

呼吸を解剖学的にお話ししていきます。

⒈呼吸のメカニズムは?

人間は1日に約2万回呼吸をしています。理想の呼吸数は約10〜12回/分と言われ、あまり多すぎても良くないのです。呼吸は呼気(息を吐く)と吸気(息を吸う)からなり、呼気:吸気=2:1が理想と言われています。
ですので、大体3秒で吸ったら、6秒吐くそんなイメージです。

⒉呼吸の効果は?

呼吸が身体にもたらす効果はたくさんあります。
・心肺機能を高める
・免疫機能を高める
・自律神経の働きを整える
などなど。
呼吸をすることで身体に影響があるというのは、きっと運動の時にわかるでしょう。
息をこらえて運動するとキツくなります。そして顔が赤くなると思います。それは血圧の上昇によるもの。
呼吸を止める、呼吸の方法を変えるだけでも、身体に影響を与えます。

⒊呼吸をする筋肉は?

肋骨の間には肋間筋という筋肉があります。それが外肋間筋、内肋間筋があり、筋肉が収縮することによって呼吸をしています。
その際に呼吸筋がうまく働かない、肋骨が動かない、となると呼吸が浅くなったり、吸う・吐くともにしにくい状態になります。

コロナ後はこれらの筋肉なども働きにくくなったり、腹式呼吸で使われる横隔膜も動きにくくなるため、呼吸がしにくくなります。

呼吸筋と言われている呼吸をしっかり動かすこと、肋骨を動かすことで肺を膨らます・しぼめることができ、呼吸をしっかり行える様になります。

では具体的にどんな方法を行うのか?
呼吸のトレーニングについては次回のブログにてご説明していきます!


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