BLOG

コロナ後の呼吸の話③呼吸見直してみましょう!

①、②とコロナ後遺症の話をしてきました。

リンク

今回は最終回。
コロナ後の呼吸を楽にするための、自分でできるリハビリについて。

まず、胸式呼吸・腹式呼吸はできますか?
胸でする呼吸、お腹でする呼吸。

普段からその呼吸を使っていますか?

ピラティスレッスンでは最初、体験レッスンでも通常レッスンでも必ず最初に呼吸についての話をしています。
そのくらい、呼吸は大事になってきます。

ムーブメント中呼吸が止まっていてはいい動きができない。
変なところに力が入ってしまう。
などなど、呼吸がうまくいかないことで、ムーブメントの質がかなり変わってきます。

では、日常生活ではどうか?
力を入れる時、呼吸していますか?
そして、普段の自分の呼吸はどうですか?

自分でできる方法について。胸式呼吸についての話をします。

⒈胸の上の方(胸骨)を動かす呼吸をしよう!
胸骨とはどこかというと、胸骨はカラダの真ん中にあり、肋骨がくっついている部分。
胸の真ん中にあります。

それぞれ、黄色い線、ピンクの線が胸骨の位置。
横から見ると、吐くときは胸骨を下げるように。吸うときは胸骨を上げるように。
難しいので、胸の真ん中に手を当てて確認しながら行いましょう。
息を吸うときに胸骨を持ち上げるように、吐くときにみぞおちを下げるように胸骨を下げて。

この動く幅が小さいと、呼吸も浅くなります。
少しずつ大きくするような感じで行ってみましょう!

⒉肋骨を広げて呼吸をしてみよう!
肋骨は左右各12本あります。それぞれが動くことで肺も膨らんだり縮んだり。
呼吸の時はそれらがしっかり動かないと呼吸が浅くなります。

上の図のように黄色い線、ピンクの線が肋骨の一番下になります。
そこの角度を肋骨角と言います。この角度を大きくする=息を吸って肋骨を広げる、角度を狭くする=息を吐いて肋骨をしめる、その呼吸をしてみましょう。
肋骨を横から触り、触っている手を内側から押すようにして息を吸って、肋骨をしぼめるようにして息を吐いていきます。
最初は呼吸の時間も短く、呼吸が浅くなると思います。
少しずつ呼吸の時間を長くしていきましょう。

長さの目安は「吸う長さ:吐く長さ=1:2」くらい。

呼吸は、自分のできる範囲で、少しずつ進めていきましょう。
鼻から吸って口から吐いてもOK、鼻から吸って鼻から吐いてもOK。

1、2のように呼吸をしてみると少しずつ、吸える量が増える感じがしたり、しっかり吐けるようになってくると思います。

自分で行うリハビリは自分のペースで。
無理せず、少しずつ!

みなさんの苦しさが少しでも良くなりますように!!


当店公式LINEアカウントのLINE VOOMからもブログの全文が読めるようになっています。

LINE VOOMは公式LINEアカウントとお友達になるとご覧いただけます。公式LINEアカウントのお友達追加は下の”登録”をクリック😊

フィジオルームからのお得情報などもLINE VOOMからお読みいただけます!