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オリンピックが閉幕

東京オリンピックから早2週間あまり。

この札幌の地で競歩、マラソンが行われとても暑い熱い戦いがあったのもすごく前のような気がします。

私は3日間選手用医務室(ゴール横の医務室)にて理学療法士ボランティアをしていました。今までにない札幌のこの暑さ。猛暑の中選手たちは全力で競技をしており、その姿に心を打たれました。

「スポーツは素晴らしい」

さまざまな問題と、今まで直面したことのないウイルスの蔓延で1年延期を余儀なくされましたが、その状況下でも健闘した選手たちは本当にすごいと思いました。

開催の可否、その後の評価についてさまざまな意見はあると思いますが、私としてはオリンピックは出場した選手にとっても、出場できなかった選手にとっても、スタッフにとっても、一般市民にとっても夢の舞台であることには変わりないと思います。オリンピックを見て勇気をもらった、憧れて競技を始めたいと思ったという人々も多いと思います。

また、今回の札幌会場で問題となったこの暑さ。
例年の北海道では考えられないほど、気温も高く期間も長く、暑さになれていない北海道人にとっては酷暑でした。この暑さは異常とも言われており、将来さらに悪化するとも言われています。

このままでは早くても2030年代には気温も上がり海面も上昇すると言われています。そうなると北海道でのウインタースポーツができなくなる日もそう遠く無くなってしまいます。

オリンピックで問題になった暑さ問題を、環境問題と捉えて行動すること。それが今後10年を変えるアクションになってくると思います。

2030年、札幌でまた感動のオリンピックを。
そのために、私たちの故郷を守るため、環境に向き合うことを。

小さいことからコツコツ、個人でも行うことが大事だと思います。