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【コントーショニスト向け】怪我をしてからでは遅い。カラダケアの重要性②

前回は、私が怪我をしたお話について書かせていただきました。

今回は怪我をした後カラダはどんな変化をするのか?というお話です。

皆さん、多かれ少なかれ怪我をしたことがあると思います。

「紙で手を切った」というのも怪我です。

先日11月にノガラでパーソナルセッションを行いましたが、そのカウンセリングでよく聞いたのは【足首の捻挫】です。

特に女性は何度も捻挫しているという方は結構多いです。
今回は足首の捻挫をした後を例に、カラダはどんなふうに変化するのか書いていきます。

1.捻挫をしたところが痛い、それを避けようとして他のところが痛い

まずこれです。

自分の動かせる範囲を超えて動いてしまったのが捻挫という状態です。靭帯や腱(筋肉の両端で骨にくっついているところ)が無理に伸ばされて痛みが出てきます。場合によっては骨にもダメージがある場合があります。

体重をかけるのが痛い、動かすのが痛い。
痛みを避ける動きをしようとします。そのため、普段は使っている意識がないところが痛くなったりします。
痛みを避ける動作は通常の動作と異なるためカラダに負担がかかったりします。

2.筋力がおちる
足がつけないほど痛い捻挫をすると、病院では松葉杖を使うように言われたり、足首を固定されたりします。そうすると足首が動かせない状態になります。
そのため、筋肉は使わなくなるため筋力が落ちてきます。
怪我をした部位の回復が進んできて、歩くようになった時や徐々に動くようになった時、今までのように動けないと思うのは筋力が落ちていることも原因の一つです。

3.足の裏の感覚や関節を動かす感覚が低下する
足を着かないようにしていた場合、足の裏への刺激はすごく減ります。そのため、足の裏で体重をかけている感覚や足を地面についた時、足首の動く感覚を感じるのが鈍くなったように感じます。
そのため、すぐに運動に復帰しようとすると、また捻挫する方向に足首が動いてしまう=足首の動きをコントロールできないということになってしまいます。
それはとても危ないことであり、また怪我を繰り返してしまいます。

4.リハビリをしないとまた繰り返す


なぜリハビリが大事なのか?それはリハビリをしてくれる病院のスタッフは理学療法士という国家資格をもった人達です。
私も元整形外科の病院理学療法士でした。
専門知識を持った人にしっかり診てもらうこと、そして正しい知識で回復することが1番の近道でその後の怪我の予防にも役立ちます。
どうやったらまた同じ怪我を繰り返さないのか?それはリハビリの中で教えてくれます。
怪我をしたらまずは専門家のところへ。

今回は足首の捻挫を例にお話ししましたが、どんな怪我でも、カラダが変わらなければ、考えが変わらなければ同じ怪我を繰り返したり、また違う怪我を引き起こすことになります。

怪我はしょうがないことではなく、ある程度未然に防ぐことができます。

そのためには自分のカラダを知ること。

次回はその話をさせていただきますので乞うご期待!